いじめ防止に関する基本方針

福岡城西学園いじめ防止基本方針

令和2年9月1日改定

◆基本理念

いじめは人権、人の尊厳を侵害するのみならず、教育を受ける権利を侵害し、心身の健全な成長と人格の形成に重大な影響を与え、充実した学校生活を送ることを侵害するものである。したがっていじめの被害者を出すことのないよう、また他人の人権の損害や身体、生命に対する危険性を与える加害者が出ないよう、日常的に未然防止または早期発見の観点が重要である。
本学園は、全ての生徒がいじめの被害者、加害者、傍観者のいずれにもならず、他人の人柄、個性を重んじ、心豊かな人格を形成していくことを目的に、いじめ防止対策推進法第13条の規定に基づき、ここにいじめ防止基本方針を策定する。

◆いじめ問題に取り組むための組織

いじめ防止等のため、本方針に基づき、いじめ防止等の対策のための組織を中核として、校長のリーダーシップの下、教職員一致協力体制を確立し、所轄警察署、地域住民とも適切に連携する。なお、実情に応じた達成目標を設定し、取組、対策を推進するとともに、定期的にその達成状況を評価する。

(名 称)
生徒支援委員会
(構成員)
校長、教頭、生徒指導部長、保健主事、学校心理士、各担任
(目 的)
  • いじめ防止基本方針の策定、および見直し
  • いじめの未然防止
  • いじめの早期発見のための取り組み、および発生時の対処

◆いじめ防止に関する取組み

  1. 生徒アンケートの実施
    • 学校生活(学習、人間関係、進路)、学校生活外(家庭、校外人間関係)に関する現状と解釈、認識等の把握からいじめの早期発見につなげる。
  2. 生徒への啓発
    • いじめが絶対に許されない行為であることについて、ホームルームや掲示物等において生徒への注意喚起に努める。
    • SNS等、インターネット上のいじめに関する現状と対策について外部講師による講話を実施し、生徒への注意喚起に努める。
  3. 相談しやすい体制づくり
    • 担任希望制によって、一人ひとりの生徒が自ら「話しやすい先生」を認識する。
  4. 保護者との連携
    • 学園内で気になる様子が見られる等があれば、家庭への連絡、協力を得ることで速やかな対応を図る。
  5. 教職員への研修
    • 全職員の共通認識とし正しい理解の促進、いじめへの対応に関わる教職員の資質能力向上を図るため、いじめをはじめとする生徒指導上の諸問題等に関する校内研修を計画的に実施する。

◆附則

  1. 本方針は「福岡城西学園福岡校 生徒支援委員会」が必要と判断した場合に、改定していくものとする。
  2. このいじめ防止基本方針は、本学園のホームページに公開する。